肌 構造図 仕組み

表皮

表皮では、ターンオーバーが繰り返されています。この周期が遅れることで肌の若返りの妨げとなってきます。

 

角質層】 
皮膚の一番外側にあり、基底層で作られた新しい細胞によって表面へ押し上げられ、つぶれて死んだ細胞でできた保護膜です。厚さは0.02mmほどですが、2割〜3割の水分を保持しています。外からの刺激をブロックしたり、体内の水分蒸発を防ぐ肌バリアの役割をしています。

ラメラ構造
保湿成分である、角質細胞間脂質(セラミド)が作るサンドイッチのような構造です。水分をキープ、角質細胞をつなぎとめて肌バリアをつくり外からの刺激をブロックして、健康な肌を保っています。

 

表皮細胞
基底層で次々と作り出され、徐々に押し上げられて層になっています。角化して角質細胞になる前の生きた細胞で、摩擦などの外的刺激を神経に伝達したり、アレルギーの症状を起こしたりします。

 

基底層
基底膜を通して真皮の血管から栄養や酸素を受け取って、細胞分裂で新しい表皮細胞を生み出しています。紫外線に反応してメラニンをつくるメラノサイトもここにあります。

ターンオーバー
基底層で生み出された表皮細胞が徐々に上に押し上げられ、死んだ細胞である角質細胞となり、赤となって剥げ落ちるしくみがターンオーバーで肌の若返りの働きをしているともいえます。若いうちは28日周期ですが、加齢や外的要因のダメージにより、遅れが生じて肌トラブルとなり、老化の原因となります。 

真皮

肌の厚みの90%を占め肌の重要な機能の多くを行っています。神経感覚器(レセプター)、汗腺、皮脂腺、毛根、血管などが含まれています。汗腺、皮脂腺は、油と汗で肌の表面に薄い酸性の幕を作り、感染症やバクテリア、菌類から守っています。

 

真皮の主成分、コラーゲンはゴムのように弾力のある繊維状の成分です。真皮の中に網目状にあり、エラスチンという別の繊維が支え、肌の弾力を保っています。この構造が崩れると、シワやたるみといった肌トラブルがおきます。肌の若返りに重要な働きをする部分です。

 

コラーゲン


繊維状の成分で 真皮の約70%を占めています。コラーゲンは古くなると分解され、新しくつくられますが、減少や変性があると肌の弾力がなくなり、シワやたるみの原因になります。

 

エラスチン
真皮の約5%を占めます。コラーゲンと同じように弾力のある線維で、コラーゲンをつないで肌の弾力を保っています。

 

ヒアルロン酸
ゼリー状で、コラーゲンやエラスチンの間を埋めている物質です。保湿力に富み化粧水などによく配合されています。(ふつう、化粧水は角質層までしか浸透せず、真皮のヒアルロン酸が補給されるわけではありません)

 

繊維芽細胞
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す出す働きをします。