若返り 老化 フリーラジカル

肌の構造を知る

肌の老化のプロセスを考える前に、肌構造について確認をしておきましょう。肌の仕組みを知ることで、スキンケア化粧品がどこに、どのように効果があるのか、なぜ、そのケアをする必要があるのかがわかります。ターンオーバーのしくみや、肌バリア、細胞の働きなど意外と知らないことがおおいことに気づくと思います。

 

肌を構成するもの
表皮 : 皮膚のもっとも表面にある部分です。表面が角質層、深部が基底層と呼ばれています。肌バリアとなって外的刺激から肌を守っています。この部分でターンオーバーが起こり、角質層で肌が一定の周期で入れ替わることにより、肌が若返り、肌の健康や潤いが保たれています。

 

真皮 : 表皮の下にあり、主に、網目状に存在するコラーゲン、コラーゲンを支えるエラスチンという繊維状の成分と、ヒアルロン酸というゼリー状の物質でできています。これらの物質を作り出す働きをする繊維芽細胞もこの部分にあり、肌の弾力を保つ、土台となる部分です。
コラーゲンはフリーラジカルのダメージを受けやすく、バランスが崩れると、肌トラブルとなり老化が加速します。

 

皮下組織:真皮の下にある脂肪層です。内分機関を保護し、肌をふっくらとするクッションの役割を果たしています。

 

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老化の原因

老化には内因性と外因性の2種類があります。
内因性:加齢とともに起こる自然な老化
外因性:外部の刺激で自然な老化が加速した複合的なもの。

 

外因性の原因
紫外線、大気汚染、炎症、刺激の強い洗顔剤、間違ったスキンケア、病気等が原因です。

 

外因性のダメージは、加齢で肌の修復能力が低下することで加速します。健康な若い肌は角質層が滑らかで、肌の各層が十分厚く、細胞はダメージを修復できるのですが、加齢とともに修復が難しくなってくるため、肌の老化が始まります。

 

外因性の老化の一番の原因は紫外線です。紫外線を浴び続けている肌(顔、首、腕等)と服等で隠れている部分(お腹、お尻等)との違いは比べるまでもありません。一般的に紫外線を浴びた肌は、浴びていない肌に比べて、しわが多く、たるんで色も変わっています。

 

肌の老化に関係のあるフリーラジカルという酸素分子は、もともと呼吸や消化という身体機能によって生まれるのですが、外的要因によっても作られます。このフリーラジカルのダメージをコラーゲンが受けやすく、老化を加速させるのです。

 

フリーラジカルとは
他の分子と反応して電子を失った、非常に不安定で、反応しやすい酸素分子です。自分自身を安定させようと、他の健康な分子から電子を奪い取ります。その過程で新しいフリーラジカルを作り出し、健康な細胞の構成分子を傷つけるのです。

 

→ さらに老化とフリーラジカルの関係についてもっと詳しく読む。

フリーラジカルと闘う抗酸化物質

フリーラジカルを除去する抗酸化力は、もともと体内に備わっているのですが、加齢とともに減少してきます。抗酸化作用を補う抗酸化物質を体のなかや、肌に補うことが必要となってきます。

 

フリーラジカルが細胞に与えるダメージを減らす、あるいはダメージを修復する抗酸化作用。肌の老化を食い止めたり、肌の若返りができると研究が進み、新しい抗酸化物質の発見等も報告されています。
また、老化と闘う抗酸化物質を体や肌の必要な部分に、効果的に届けるテクノロジーも開発され続けています。

 

抗酸化物質はフリーラジカルを吸収してフリーラジカルが細胞に与えたダメージを修復し、肌の老化を食い止めるのです。
抗酸化物質は、ビタミンやアミノ酸です。そのなかでも代表的なものがビタミンCです。

 

ビタミンCは、体を結合するために重要な、タンパク質の強力な結合組織であるコラーゲンを生成するのに、不可欠なものであり、老化を加速させるフリーラジカルによる炎症を抑える優れた働きがあるのです。滑らかな肌と若々しさを取り戻してくれます。

 

ビタミンCのほかに、ビタミンE,アルファリボ酸などの抗酸化物質があります。

 

→ さらにフリーラジカルと抗酸化物質についてもっと詳しく読む